ラーニングファシリテータ育成の背景と目的
【背景】
産業構造が大きく変わろうとしている。こうした急速な変化に対応するためには、人も組織も柔軟に変わっていかなければならない。このためには、絶え間なく自分を成長させる学びの能力や組織の対応力を磨いていかなければならない。
その為には、個人の「学び」を支援し、組織に於ける学びの習慣化を推進する役割りを持った人材が必要となった。
【ラーニングファシリテータとは】
人は一人で成長することは難しい。必ず近くに成長を支援してくれる人が必要だと言われている。学習者に対して「学習を促進する」、学習者が自発的に「学びたい」と思うように支援する役割を担うのが「ラーニングファシリテータ」である。
ラーニングファシリテータは学習支援に関する知識、理論、手法を習得する必要がある。
【ラーニングファシリテータの種類】
当協会では育成を担う人材をラーニングファシリテータと定め、以下のような役割を分担する人材像を設定した。
① 講師、教育担当者、企業内人材育成担当者等の専門職としの人材
ラーニングファシリテータ(LF)と呼ぶ
➁現場での部下、後輩の育成を支援する役割を持った人材(リーダー又はマネージャ等)
オンザジョブ・ラーニングファシリテータ(OJLF)と呼ぶ
OJL活動を主導する人材